その場所で咲けなければ、
違う場所で咲けばいい。
マーチン式の話の続きです。勉強の方法の話から始まって、人と場所の選び方の話になります。少し長いですが、ヒロ先生がいちばん伝えたいことです。

投資では「悪手」、勉強では「最良」
このサイトで勧めている「マーチン式」(できなかったところは次に倍やる)は、もとは投資やギャンブルの世界の「マーチンゲール法」です。そちらの世界では、やってはいけない手法の代表として教えられます。負けるたびに倍を賭ければ、いつか資金が尽きて破綻するからです。
ところが、同じ考え方を勉強に持ってくると、話がまったく変わります。できなかった問題を倍やっても、破綻しません。失うものがなく、積み上がるだけだからです。分野が違えば、「ダメ」と言われていたものが、最高の方法として蘇るのです。
これは、方法だけの話ではありません。人も同じです。
人も、同じ
ある場所で「だめだ」「向いていない」「迷惑だ」と言われ続けた人が、別の場所に行ったとたん、「ありがたい」「それができるのはあなただけ」と言われることがあります。このサイトの6つの脳のタイプのページで書いたことは、全部それです。手順が抜ける脳は、段取りの場では責められて、アイデアの場では頼られる。切り替えができない脳は、集団行動では怒られて、研究の場では宝になる。
だから、その場所で咲けなければ、違う場所で咲けばいいのです。
あなたのことを認めてくれる人とだけ、話をしていればいい。あなたのことを大切にしてくれる人と、一緒にいればいい。あなたを伸ばそうとして、リードしてくれる人に、任せればいい。
それを間違えるから、苦しいのです。認めてくれない人に認めてもらおうとし、大切にしてくれない人のそばに居続け、伸ばす気のない人の言うことを聞いているから、苦しい。あなたが悪いのではなく、場所と人を間違えているだけです。
教授が言っていたこと
ヒロ先生が留学していたころ、ある教授がこう言いました。
「人間は、正しい場所に行くことが、とても難しい。正しい場所に行きたいのに、みんな行けない。それが、苦しいことの始まりなんだ。正しいところに行けたら、とてもいいのにね」
この言葉は、大人の世界ではそのとおりです。職場は選べないことが多いし、生まれた家も選べない。でも、勉強のことに限っては、違います。塾も学校も、こちらがお金を払う側です。つまり、自分で選べるのです。
そして、場所を間違えなければ、そこに集まっている人たちが、自動的にあなたの友達になります。良い場所には良い友達がいる。それが学校であり、塾です。その「最も最高の場所」が、大学です。
大学は、就職のために行く場所ではない
「大学に行っても意味がない」と言う人がいます。でも、少なくとも優れた大学には、とても優れた先生がいます。ヒロ先生は、世界的に優れた大学にいる優れた教授は、やはり最高だと思っています。
その先生たちに会える。授業料は高いかもしれません。でも、そういう人と同じ部屋にいて、質問をして、答えてもらえる経験ができるのは、人生でほぼ大学しかありません。大学は、就職するために行く場所ではなく、世界で自分が会える最高の教授に会うために行く場所です。
そして、その教授に認められたときの満足は、計り知れないものです。「あの先生が、自分の考えを面白いと言ってくれた」。それは一生、心の中に残ります。
「意味がない」のは、大学ではなく
その場所にいるにもかかわらず、バイトばかりして、勉強をおろそかにして、教授に質問しに行くこともなく、大学生活を終わらせる。そうすると、「大学は意味がなかった」という感想になります。
でも、それは大学に意味がなかったのではなく、そこでの自分の行動が間違っていたということです。これは、責めるために言っているのではありません。認識してほしいから言っています。同じ場所にいて、同じお金を払って、まったく違うものを持ち帰ることができるからです。
今、大学にいる人へ。より幸せになるために、より高い知識のそばにいてください。教授の部屋のドアをたたいてください。それができるのは、今だけです。
そして、これから大学を選ぶ人へ。「どこに就職できるか」より、「誰に会えるか」で選んでください。その選び方をすると、場所を間違えません。
大学に行けない事情がある人へ
お金のこと、場所のこと、家のこと。大学に行けない事情がある人もいます。その人に伝えたいのは、今は、海外の大学の授業を、オンラインで、短期間で受けられるということです。世界的に優れた大学の教授の授業が、通学する何十分の一の費用で、日本の自宅から受けられます。
ヒロ先生自身も、ボストン大学を卒業したあと、ハーバード・スタンフォード・MIT・オックスフォードの各プログラムをオンラインで修了しました。どんな英語力が必要か、どう申し込むか、授業についていくにはどう勉強すればいいか。そこで必要になる知識と学習方法は、ヒロ先生がお伝えできます。
「最高の教授に会う」ために、いちばん安い道がこれです。興味があれば、学習処方箋の問診票に「海外の大学のオンライン授業を受けてみたい」と書いて送ってください。そこから一緒に道筋を作ります。
咲く場所を、自分で選ぶ
もう一度、最初の話に戻ります。投資でダメと言われたマーチン式は、勉強で蘇りました。ある場所でダメと言われたあなたも、別の場所で蘇ります。
その「別の場所」を探すのに、このサイトの脳のタイプのページを使ってください。自分の脳がどこで責められ、どこで頼られるかが分かれば、行くべき場所が見えてきます。そして、学習の場所は、自分で選べます。
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